エプソンはインクジェットやレーザープリンター、複合機など
数多くの機種を発売し、特にカラリオは人気商品
エプソンの主力商品であるプリンター、その中でもカラリオは発色が良いということで、デザイナーやプロのカメラマン、イラストレーターなどからも高い支持を得ています。解像度の高いプリンターが多く、印刷物に小さなインクの点(ドット)が見えると、新聞のようなざらつき感がありますが、その「粒状感」が少ないので、写真そのままのように綺麗だと言われます。その反面、給紙音が響く、ヘッド部分が目詰まりしやすい、またその所為で自動で行われるヘッドクリーニングが頻繁で、メンテナンスのたびにインクの減りが大きいなどのデメリットが言われてきました。でもbrotherに比べたらそれほどでもありません。
わたしはレーザープリンターを、キヤノンとエプソンどちらも使っていますが、キヤノンの紙の給排よりもエプソンの方がスムーズです。どちらも好きなのでどちらが優れているとは申せませんが、私の印象で言いますと、キヤノンは先発メーカーでどんどんトナーも開発してきましたが、ようやくエプソンは開発が進んできたという気がします。キヤノンは特許の数が日本で一番で、トナーに対する特許は、パブル以前にはすさまじいほどでした。現場にいたのでよく知っています。そしてあとを追いかけていたエプソンがついにカラープリンターカラリオで王座につき、再びキヤノンも追いかけて抜きつ抜かれつの熾烈な競争をしています。
カラリオはデジタルカメラと共に成長してきたと言っていいぐらい、デジタル写真を意識した商品開発を進めてきました。印刷した品質のよさはもちろんのこと、印刷したものを長く置くと変色することがよくありましたが、カラリオは保存性を高めることにも力を入れています。空気中のオゾンによる褪色を改善した「つよインク」、画像補正機能「エプソンカラー」などといった技術開発は目覚ましいものがあります。
カラリオは、紙にインクを吹き付ける方式がカラリオ独特でこの詳しい説明は省きますが、エプソンではマッハジェット方式と呼んでいます。この方式はキヤノンなどに比べて印字速度がやや遅いのですが、印刷された写真の綺麗さは目を見張ります。なお中〜高価格のプリンターは他社と同等の速度になってきています。インクジェットプリンターのインクジェット方式はインク代がかなり高く感じられるかも知れません。それは、プリンターがかなり低価格に移行していて、インク代で利益をまかなわなければならない、セイコーだけでなく、各メーカーの台所事情もあるようです。複合機はプリンタだけでなくスキャナもコピーも、そしてPCを通さずに印刷できるダイレクトプリント機能も備えています。写真を印刷する場合縁なしにするためには、以前は印刷したものの回りの白い部分を切り取ることしかできなかったのですが、エプソンが最初に縁なし印刷を開発しています。
今の売れ筋プリンターは、複合機でお手頃価格のものが人気ですね。PIXUS MP610キヤノン、マルチフォトカラリオ PM-A840セイコーエプソン、 PIXUS iP4500キヤノン、 PIXUS MP520キヤノン、マルチフォトカラリオPM-T960セイコーエプソン、マルチフォトカラリオ PX-A740セイコーエプソン、カラリオプリンタ PM-G860セイコーエプソン、PIXUS MP470キヤノン、カラリオプリンタ PX-V780セイコーエプソン、PIXUS MP970キヤノン、楽天での売れ筋ランキングを見てみますと、以上の通り、セイコーエプソンとキヤノンで10位までを占めています。どちらも就活や就職に備えた学生さんや新入生、新入社員に人気です。低価格の複合機は、デジカメを持っているとほんとに楽しめますからね。
カラリオのCMはかなりインパクトの強い、キャッチコピーに優れたものが多く、その時々の人気タレントを使っています。これまでに鈴木蘭々、飯島直子、SPEED、田村正和、西村雅彦、内田有紀、優香、松浦亜弥とモーニング娘。(カラリオ大使)、TARAKO、柴咲コウ、釈由美子、長澤まさみ、未唯、高橋克実、藤村俊二が出演しています。テレビ東京で放映中の「美の巨人たち」はCMがセイコーカラリオ提供の番組ですが、この番組はセザンヌやゴッホに代表される絵画の巨匠や建築物の巨匠などがどうしてそういう絵を描いたのか、という一枚の絵にまつわる物語を詳しく聞かせてくれる番組で、カラリオのCMがこの番組にとてもよくマッチングしています。